オリンピックにeスポーツが? 2

こんにちは、格ゲーチェッカー( https://twitter.com/kakuge_checker )の中の者です。少し間を挟みましたが、前回は「オリンピックがeスポーツについて多少なりとも前向きな姿勢を見せている」という話でした。ただその後、ゲームの扱う“暴力的なテーマ”が障壁になることがわかってきました。

これはサウスチャイナ・モーニング・ポストが2017年8月28日に掲載したインタビュー記事の中で、国際オリンピック委員会(IOC)会長のトーマス・バッハ氏が、「非差別、非暴力の中で平和を促進していきたい」「暴力的な描写が含まれるゲームはオリンピックの競技としてふさわしくない」という内容を語ったものです。

※参考:GIGAZINE日本語解説記事
http://gigazine.net/news/20170831-esports-olympics-not-violent/

オリンピックは「スポーツを通した人間育成と世界平和」を目的としています。現実世界とはリンクしていないゲームの中だからこそどんな暴力的な表現も“刺激的な内容”として楽しめるわけですが、それはゲームというものを良く理解している我々ゲーマーの一方的な言い分に過ぎないでしょう。

ただ、サッカーゲームのように、現実のスポーツに即したゲームには前向きなコメントをしています。見た目やルールが同じであれば確かに親和性も高そうです。しかしスポーツゲームは競技ゲームとしては人気があるとは言えず、プレイヤーから世界的に支持され高額賞金大会が開かれるeスポーツ、というイメージとはややずれることになります。

銃で撃ち合うシューティングゲームでも色を塗り合う『スプラトゥーン』のような作品や、異種格闘技戦として成立しそうな格闘ゲームだって認められる可能性はありますが、こちらもeスポーツとして盛り上がっているかというと、まだそうとは言えません。


銃弾ではなくインクを撃ち合う『スプラトゥーン』

ですが、もしオリンピックに自社ゲームが採用される可能性があればメーカーにも開発する理由になりそうです。今後のeスポーツにおいて、スポーツゲームや非暴力を謳った対戦ゲームの躍進、戦争ゲームの武器が全て水鉄砲になるアップデートなんてこともあるかもしれません。

※参考:e-Sports Earnings 「Top Games Awarding Prize Money」
https://www.esportsearnings.com/games

※参考:South China Morning Post「Violent video games have ‘no place at the Olympics’, but e-sports are still in the running」

※参考:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「オリンピックとは」
https://tokyo2020.jp/jp/games/about/olympic/

※参考:スプラトゥーン2「スプラトゥーンって?」
https://www.nintendo.co.jp/switch/aab6a/about/index.html

※参考:ウィキペディア「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」

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